はい、フッ素を使用しなくても知覚過敏が改善することは十分に可能です。
知覚過敏の主な原因は、象牙質の露出によって外部刺激が歯髄神経に伝わることです。象牙質の露出は、歯ぐきの退縮や過度なブラッシングによるエナメル質の摩耗などによって起こります。これに対して、口腔内環境を整え、刺激の元を減らすことが重要です。
バイオペーストはフッ素を含まない歯磨き剤ですが、唾液中のリン酸やカルシウムを活かして自然な再石灰化を促す環境を整えるサポートをします。また、研磨剤を一切使用しておらず、歯面を傷つけずに汚れをしっかり除去できる点も、知覚過敏の悪化を防ぐうえで重要です。
知覚過敏は、条件さえ整えば、再石灰化が進むことで自然に治癒するものです。フッ素を使わずに、口腔内の恒常性を高めるようなアプローチでも、十分に症状の改善が期待できます。
この点について、以下のブログで詳しくご紹介しております。
是非ご確認ください。
フッ素を使わない選択 – 海外での認識に変化が!?
実は「極度」の知覚過敏症だった体験談
フッ素なしの歯磨き – 虫歯予防に効果はある?
「食後30分は歯を磨かない方が良い」は本当?酸とエナメル質の関係と正しいケア方法
歯磨き剤の研磨剤は本当に必要?知覚過敏を防ぐ“コーティング発想”とバイオペースト開発の裏話