常在菌と共に生きる口腔ケア

私たちの口の中には、500種類以上の常在菌がいます。
以前は「菌=悪」と捉えられる時代もありましたが、
現在の歯科医学では、菌の存在そのものではなく、
菌のバランスこそが健康を左右する
という考え方が主流になりつつあります。

健康な人の口腔にも悪玉菌は存在します。
しかし、それらが問題にならないのは、
●唾液
●免疫抗体(IgA)
●善玉常在菌
●歯茎のバリア機能
によって、自然な秩序が保たれているからです。

この「微生物の森」を壊してしまうのは、
過度な殺菌ケアや、
強い抗菌剤に頼り続ける習慣です。

これは腸内フローラと同じで、
腸内の菌を全滅させたら健康が崩れるように、
口内フローラを無菌化しようとするほど
菌の偏りが起き、
結果的に悪玉菌が増えやすい環境になることがあります。

私たちは歯科医療の専門家ではありません。
だからこそ、口腔内の複雑な生態系に対して、
謙虚な姿勢で接するべきだと感じています。

ここで重要なのは、
菌と争うのではなく、
菌と共に生きる口腔環境
を整えることです。

バイオペーストは、
その思想を大切にしています。

  • 強い殺菌でフローラを壊さない
    ●弱アルカリ環境で菌バランスを整える
    ●唾液の免疫機能を助ける
    ●常在菌が働きやすい条件を作る

これは決して、
「歯医者はいらない」
「治療は不要」
という方向ではなく、
歯科治療と日常ケアの“共存”
という考え方です。

口腔ケアは、
“殺菌”ではなく
“環境調整”の時代へと変わりつつあるように感じています。

歯医者さんは、治療とプロフェッショナルなケアを提供してくださっています。
私たち日常生活者は、
毎日の口腔環境を整えるケアを担うべきです。
その両輪が回ることで、
歯は、そして身体はより健康な状態へ向かっていくのだと思っています。

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